お茶の淹れ方
お茶の種類と淹れ方
お茶の種類と淹れ方
一口にお茶といってもその種類は豊富で、製法、産地、製造の時期、季節、品種などによって様々な分け方があります。製法の違いで分類するのが、一般的にはよく使われており、緑茶(不発酵茶)、ウーロン茶(半発酵茶)、紅茶(発酵茶)などに大別されます。日本では、ほとんどが緑茶に加工されるため、緑茶の という場合もあります。
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発酵茶
烏龍茶
70%程度まで発酵させる。特有の花香が強い。中国・台湾が主産地。 -
半発酵茶
紅茶
葉は完全に発酵させる。濃い橙紅色で香りが高い。インド・スリランカが主産地。 -
不発行茶(緑茶)
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釜炒り製(中国式)
玉緑(ぐり)茶
精揉工程を省略して作ったもので、曲玉状をしている。釜炒り製は炒った香りが特徴。 -
蒸し製(日本式)
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茶芽の先端部分が粉茶となる
芽茶·粉茶
煎茶などを細かく砕いたもので、バッグや、食べるお茶として料理などに使える。
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茶芽の茎の部分を集めたお茶
茎茶 (かりがね茶)
玉露や煎茶、抹茶などを加工する過程で除かれた茎だけを集めたもので、すがすがしい香りとさっぱりした味。
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露地茶
茶園に覆いをすることなく栽培した茶葉を原料としたお茶柳茶·番茶
夏・秋に摘んだ大きく硬めの葉を原料としたお茶。煎茶
皆さんが飲んでいるお茶と言えばコレ。 旨みと渋みが調和したさわやかな味。深蒸し煎茶
製法は煎茶とほぼ同じですが、一般的な製法より長く蒸したもので濃厚な風味。
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覆い茶 茶園に一定期間覆いをして、直射日光を遮って栽培した茶葉を原料としたお茶
抹茶
玉露同様日光を避けて育て、蒸した後、 葉脈を取り除き乾燥させ(碾茶)、石臼で挽き粉にしたもの。かぶせ茶
玉露とほぼ同じ高級茶。玉露に近い風味が楽しめます。玉露
よしずなどで木を覆い直射日光を避けて 渋みを抑え、旨みをいかした高級茶。
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その他のお茶
ほうじ茶
番茶や煎茶を強火で炒り、香ばしい香り をだしたもの。食後に好まれる。玄米茶
番茶などに玄米を混ぜたもので、玄米の焦げ香と茶の味が調和した軽い風味がある
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日本茶の専門知識と技術が光る
近年、日本茶は健康面に対して大きな効果・効能を持つ事が多くの研究者によって明らかにされている。そして世間でも、日本茶カフェなど新しい日本茶の「カタチ」に人々の感心が高まっている。
しかし、一般的にはまだ日本茶に対する知識は浅い。その中、日本茶文化の発展を推進する事を目的に社団法人日本茶業中央会が平成11年に制定したのが「日本茶インストラクター認定制度」である。
この制度には主に日本茶アドバイザー(初級)と日本茶インストラクター(中級)がある。日本茶インストラクターとは、日本茶の全てにわたる知識、技術、教養、消費者や初級指導者を指導する適格性を備えた中級指導者である。
主な活動は、お茶教室の開催、学校・カルチャースクール各種講習会講師、日本茶カフェ開店プロデュース、日本茶アドバイザーの育成・指導など、その活動は多岐にわたる。
そして、日本茶に対する関心が高く、茶全般の知識および技術の程度が消費者の指導、助言や日本茶インストラクターのアシスタントとしての適格性を備えた初級指導者であり、販売店での消費者への指導、助言やお茶教室でのアシスタント、茶関連イベントでのナビゲーターなどの活動を行っている。
この制度を通じて、インストラクターや、アドバイザーの活動が日本茶と消費者との掛け橋となり、日本茶の正しい理解と普及が望まれる。
しかし、一般的にはまだ日本茶に対する知識は浅い。その中、日本茶文化の発展を推進する事を目的に社団法人日本茶業中央会が平成11年に制定したのが「日本茶インストラクター認定制度」である。
この制度には主に日本茶アドバイザー(初級)と日本茶インストラクター(中級)がある。日本茶インストラクターとは、日本茶の全てにわたる知識、技術、教養、消費者や初級指導者を指導する適格性を備えた中級指導者である。
主な活動は、お茶教室の開催、学校・カルチャースクール各種講習会講師、日本茶カフェ開店プロデュース、日本茶アドバイザーの育成・指導など、その活動は多岐にわたる。
そして、日本茶に対する関心が高く、茶全般の知識および技術の程度が消費者の指導、助言や日本茶インストラクターのアシスタントとしての適格性を備えた初級指導者であり、販売店での消費者への指導、助言やお茶教室でのアシスタント、茶関連イベントでのナビゲーターなどの活動を行っている。
この制度を通じて、インストラクターや、アドバイザーの活動が日本茶と消費者との掛け橋となり、日本茶の正しい理解と普及が望まれる。